2017年10月24日放送

市長記者懇談会

市長記者懇談会がきょう(24日・火曜日)開かれ、平成30年度遠野市総合計画の取り組みなどについて発表がありました。本田市長は、初めに合併後4期目をスタートしたことを受け市政課題に真摯に誠実に向き合っていきたい。また、遠野の中心市街地の活性化や高校の2校存続体制にも引き続き、取り組んでいきたい」と述べました。続いて、平成30年度遠野市総合計画の取り組みについて発表しました。平成30年度遠野市総合計画実施計画策定方針は総合計画共通優先方針」遠野(10の)みらい創造デザイン」第2次遠野市総合計画前期基本計画登載事業」の3つを重点施策と位置付け、平成30年度から平成32年度の3カ年の事業計画を策定しました。また、平成30年度の歳入歳出予算の編成方針について、枠配分予算要求方式の実施」3年周期の補助金の見直し」歳入確保策の検討・実施」といった財政健全化に取り組み、2億6000万円の財政効果を見出していきたいとしています。このほか、平成29年度上半期の観光客などの入込状況について発表しました。ことし4月から9月までの市内全体の入込者数はおよそ99万6000人で、平成28年度の同時期と比較すると、およそ3400人減少したということです。主な観光イベントは天候に恵まれたこともあり入込者数が増加しましたが、観光施設や宿泊施設などはやや減少傾向にあるため市では、観光施設の回遊策の再検討や来訪者の受け入れ環境の整備に着手していきたいとしています。また、本田市長は遠野市助産院開設10周年記念式典の開催などについても発表しました。遠野市助産院ねっと・ゆりかご」はことし12月で開設10年を迎えます。10周年を記念して来月18日(土曜日)に行われる記念式典では、ねっと・ゆりかご」に支援・協力をした連携医療機関などに感謝状が贈られるということです。続いて行われるフォーラムでは、遠野市助産院監督医で県立大船渡病院副院長の小笠原敏浩さんによる、助産院の取り組みや課題についての特別講演などが予定されています。また、アメリカ・テネシー州のチャタヌーガ市との姉妹都市締結記念イベントアメリカン・フェスティバル」の開催についても発表がありました。イベントでは、アメリカの伝統音楽やチアダンスのほか、ハンバーガーやウィスキーなどアメリカの文化を楽しめるということです。イベントは、来月23日(木曜日)の午前11時からと午後5時からの2回それぞれ、あえりあ遠野で開催されるということです。なお、市長記者懇談会の模様はきょう24日(火曜日)からあさって26日(木曜日)までの3日間いずれも午後8時から遠野テレビ10chで放送する予定となっています。

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