2017年10月23日放送

高規格救急自動車配置

遠野消防署宮守出張所に配備されていた高規格救急自動車が新しく更新され、その配置式が先週金曜日(20日)、総合防災センターで行われました。この高規格救急自動車の更新は、多様化する消防業務に的確に対応するため、消防力の強化と機動力の充実を図ろうと行われたものです。今回は、遠野消防署宮守出張所に配備されていた高規格消防自動車が導入から16年が経過したことから新しく更新となりました。配置式では初めに本田市長から遠野消防署の菊池久人署長に配置書と鍵のレプリカが手渡されました。そのあと本田市長が災害や事故だけでなく高齢化社会の中において救急救命のあり方が問われています。市民の安心、安全のため職員一丸となってその任にあたっていただきたい」と訓示しました。今回更新された高規格救急自動車は、認定救急救命士が医師の指示のもとで行える特定行為の時に使用されるビデオ喉頭境など高度な救急資機材と併せて3250万8千円で整備されました。また、遠野消防署によると、ことしの市内の救急件数は、先週19日現在、1012件となっていて、高齢者の急病搬送が最も多く、平成23年からは、年間で1000件を超える状況にあるといいます。なお、消防職員たちは、資機材の使用方法なども訓練済みで、市民の安心・安全のため、業務にあたります。

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