2017年10月20日放送

遠野市スポーツ講演会

遠野市スポーツ講演会がきのう(19日、木曜日)、あえりあ遠野で開かれました。この講演会は、遠野市内のスポーツ従事者の資質の向上とスポーツ振興を図ろうと、遠野市教育委員会が主催したものです。きのうは、市内でスポーツに従事している、小学生から一般までのおよそ110人が参加する中、盛岡市出身で、東京国際大学駅伝部監督の大志田秀次さんが、「夢を持つ、目標を持つ、自分を信じる」と題した、講演を行いました。講師を務めた大志田さんは、1986年に韓国で開催されたアジア競技大会の1500メートルで優勝するなど活躍しました。そして、2011年から東京国際大学駅伝部の監督を務め、2016年には、創部5年目で箱根駅伝初出場に導いたほか、来年開催される第94回箱根駅伝への出場も果たすなど、実績を挙げています。講演では、自身も選手として陸上競技に取り組んできたエピソードをはじめ、監督として普段、学生たちと接する中で培ってきた指導者のあるべき姿について話していました。また、きのうは、多くの小中学生が参加していたことから大志田さんは、「自分がやりたいことを一生懸命信じて取り組むことが夢に近づくことになります。その行動をきょう、明日から起こして下さい」と、エールを送っていました。参加者たちは、大志田さんの講演の中から、指導者や競技者として夢や目標を達成するために取り組むべき事は何か、それぞれ感じ取った様子でした。

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