2017年10月12日放送

全国地域安全運動出発式・出動式

全国地域安全運動の開始に合わせて、きのう(11日・水曜日)総合福祉センターでは、遠野市内の防犯関係機関・団体が一堂に会しての出発式が行われました。全国地域安全運動」は、きのう(11日・水曜日)から来週金曜日(20日)までの10日間実施されます。地域が一体となり犯罪や事故などのない安全で明るく住みよいまちづくりを目指すため、運動期間中、防犯協会や警察署などの関係機関・団体が連携して市民に呼びかけます。きのうの出発式には、およそ80人が参加しました。出発式に先立って行われた市内の幼稚園・保育園の年長園児を対象とした防犯ぬりえコンクール」の表彰では、色えんぴつ部門とサインペン部門で最優秀賞などを受賞した子どもたちに、賞状と記念品が贈られました。コンクールには、およそ188点の応募があったということですが、作品は、市役所本庁舎の1階で来週木曜日(19日)まで展示されることになっています。そして、出発式では、遠野市防犯協会連合会の白岩俊貞副会長があいさつしたあと、遠野警察署の杉田幸雄署長が、遠野市内の特殊詐欺被害などについて説明しました。遠野市内では、ことしに入ってから9月末現在、住宅対象の侵入・窃盗事件が2件発生しているほか、特殊詐欺被害については、架空請求詐欺が1件発生し被害額はおよそ420万円、また、子どもや女性を対象とした声かけ事案なども6件発生しているということです。杉田署長は、日没が早い時期、登下校時の児童生徒の見守り活動を継続していただきたい。みなさんと連携しながら、市民が安全安心を実感できる地域社会の実現に向けて署員一丸となって各種対策に取り組んでいきます」と話しました。このあと、表彰の伝達があり、長年、地域安全活動に積極的に取り組み安全で安心なまちづくりに多大な貢献をしたとして、東北管区警察局長と東北防犯協会連絡協議会長の連名表彰を受賞した遠野町防犯協会の白岩俊貞会長に表彰状が贈られました。また、地域安全活動に尽力し安全で安心なまちづくりに寄与したとして、岩手県知事が与える犯罪のない安全で安心なまちづくり表彰」を受賞した土淵町防犯協会には、表彰状などが贈られました。最後に、遠野地区少年警察ボランティア協会の松田政雄さんが決意表明と青色回転灯装備車両の出動宣言をしました。出発式が終わると、青色回転灯装備車両とパトカーが出動し、街頭では啓発活動が行われ、参加者は、市民にチラシを配って地域の安全を呼びかけていました。

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