2017年10月10日放送

遠野市産業まつり

先週土曜日(7日)から2日間、遠野市産業まつりが蔵の道ひろばとその周辺で盛大に開催されました。遠野市産業まつりは、ことしも、JAふれあいまつり」、森林のくに遠野まつり」、とおの技能まつり」、FreshHopFest.2017in遠野」などの合同開催となりました。初日の開会式には、産業まつり実行委員会の会長を務める本田市長のほか、遠野市と交流市町村である愛知県大府市の岡村秀人市長や、兵庫県福崎町の橋本省三町長などが出席し、産業まつり開催を祝いました。会場には、遠野市内や沿岸地域などから45の企業・団体などが出店し、まつりを盛り上げました。あいにくの天気となった初日でしたが、遠野市と交流市町村の愛知県大府市のブースには、ことしも、特産品のジャンボ梨」が並び、これを買い求めようと大勢の人が訪れていました。また、兵庫県福崎町のブースでは、特産品のもちむぎ」の販売やもちむぎ」で作った麺」の試食・販売が行われ、訪れた人たちは、もちもちとした食感に感激した様子で、商品を手に取っていました。この日は、ことしの新米も楽しみました。JAふれあいまつりには、新鮮な野菜販売などのほか、ことし収穫した遠野産の新米をおにぎりにして食べられるコーナーが設けられ、訪れた人たちは、秋の味覚に舌鼓をうっていました。森林のくに遠野まつりやとおの技能まつりでは、訪れる人たちが木工製品を見たりリース作りに挑戦したり刃物とぎをしたりとさまざまなコーナーを楽しんでいました。このほか、遠野テレビフェスタ2017にも多くの人が訪れ、防犯・見守りカメラの利活用についてスタッフから説明を聞いたり子どもたちがゲームで遊んで賞品をゲットしたりしていました。正午になると、ことし8月に収穫した遠野産ホップIBUKI」を使ったフレッシュホップビールの解禁を祝って会場のみんなで乾杯をしました。この日は、上閉伊酒造の遠野の華」を初めとする4種類のフレッシュホップビールが登場し、美味しいおつまみと一緒に楽しんでいました。ステージ上では、毎年、懸命にホップ生産に取り組んでいる生産者の人たちに対してTKプロジェクト実行委員会から緑峰高校の生徒が作ったホップ和紙の感謝状が贈られました。なお、この日解禁された上閉伊酒造の遠野の華」は、市内の小売店や遠野風の丘などで瓶ビールとして販売され、12月まで楽しめるということです。遠野市によりますと、2日間にわたって開催された遠野市産業まつりには、去年同様およそ1万4000人が訪れたということです。

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