2017年10月6日放送

遠野物語ファンタジー脚本決まる

今年度2回目となる遠野物語ファンタジー制作委員会がおととい(4日・水曜日)、市民センターで開かれ、来年2月に公演が予定されている遠野物語ファンタジーの脚本が決まりました。この日は、制作委員会の菅原伴耕委員長など委員16人が出席し第43回遠野物語ファンタジーの脚本について協議されました。事前に開かれた脚本検討委員会の報告も踏まえ、委員会での協議の結果、水内新悦さん脚本の「又吉(またきち)のまた夢(ゆめ)」に決まりました。今回の脚本は、小友町の山谷(やまや)観音堂を舞台にしたもので、内容は佐々木喜善の代表作「聴耳草紙(ききみみぞうし)」などから数話を参考にして書き上げたと言います。検討委員も務めた菅原委員長は「10数年ぶりに佐々木喜善の著書を基にした脚本となり遠野物語ファンタジーの本流とも言える内容になった」と、今回の舞台に期待を寄せていました。また、演出は、脚本の水内さんが併せて務めることとなり演出の補助に北湯口悟さんが付くほか、各監督や部門のチーフは今後、調整しながら決めていくということです。このほか、委員会では市外、県外の人向けに「チケットぴあ」でのチケット販売を予定していることや、フェイスブック開設に向け準備を進めていることなどが報告されました。なお、キャスト・スタッフについては現在募集中で、12月には今回の公演に向けた旗揚げ会を開くということです。キャスト・スタッフの募集については、遠野物語ファンタジー事務局までお願いします。

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