2017年10月5日放送

環境学習会

国土交通省東北地方整備局岩手河川国道事務所による環境学習会」でおととい(3日・火曜日)、鱒沢小学校の5・6年生15人が、絶滅する恐れがある淡水魚ハナカジカ」の生息調査をしました。児童たちが生息調査をしたのは、カジカ」にそっくりなハナカジカ」です。ハナカジカ」は、北海道や本州の一部で生息が確認されていて、環境省や岩手県のレッドデータブックで絶滅の恐れのある魚」に指定されています。この学習会は、ハナカジカ」の生息が確認された東北横断自動車動周辺の環境保全について学んでもらおうと、岩手河川国道事務所が開いて今回で2回目となります。児童たちは、説明を受けたあと3班に分かれて川に入り、石の下に隠れているハナカジカ」を探したり捕獲したあと観察したりしました。調査では、ハナカジカ」の稚魚も見つかり生息が続いていることを確認したりサワガニ」やヘビトンボ」などキレイな水にしかいない生物を発見したりして、児童たちは自然に触れていました。学校に戻ると、児童たちは、それぞれ班ごとに学んだことなどをまとめて発表し合いました。児童たちは、自然の大切さを改めて学んだ様子でした。

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