2017年10月4日放送

遠野市で開催 岩手県老人クラブ大会

48回目となる岩手県老人クラブ大会が、きのう(3日・火曜日)遠野市を会場に開催されました。岩手県内の市を会場に開催されている岩手県老人クラブ大会。遠野市での開催は、およそ10年ぶり、4回目となります。県内各地から訪れる人たちに遠野ならではのお出迎えをしようと、菊池玉さん、菊池榮子さんによる語り部と、上郷保育園の園児たちによる上郷こどもしし踊り」がオープニングを飾りました。きのうの大会は2部構成で行われ、第1部では、遠野市史編さん委員会委員長の大橋進さんが、遠野物語と棄老伝説」と題して講演をしました。第2部の式典では、岩手県老人クラブ連合会の佐藤達夫会長がのばそう!健康寿命、担おう!地域づくりを」をメインテーマに、会員増強運動や介護保険制度の見直しによる新地域支援事業を積極的に推進し、組織一丸となって取り組みを展開していきたいとあいさつしました。続いて、岩手県知事表彰と、第48回岩手県老人クラブ連合会会長表彰が行われました。このうち、老人クラブ会員として10年以上活動に尽力し、功績のあった人たちに贈られる老人クラブ育成指導功労者には、58人、遠野市からは4人が受賞し、受賞者を代表して菊池攻さんが表彰状を受け取りました。続いて、指導力を発揮して連合会の力を発揮した団体に贈られる優良市町村老人クラブ連合会には、4団体、このうち遠野市からは2団体が受賞し、代表して上郷町万年青クラブ連合会が表彰状を受け取りました。また、地域に根ざした活動への功績に対して市町村の老人クラブ連合会から推薦を受けた団体に対して贈られる優良単位老人クラブには、32団体、遠野市からは2団体が受賞し、遠野町大日クラブが代表して表彰状を受け取りました。最後に、岩手県老人クラブ連合会が平成26年度から実施している2万人会員増強運動に対して2人以上純増を達成した161の老人クラブ連合会や単位クラブに対して表彰状が贈られました。大会の最後には、出席者全員で北国の春を歌い、これからの活動への意欲をさらに高めた様子でした。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.