2017年10月3日放送

ぱすぽる食育まつり

今年度で5回目となるぱすぽる食育まつり」が先週土曜日(9月30日)、遠野市総合食育センターぱすぽるで開かれました。ぱすぽる」は、食育推進のほか、学校給食センターや高齢者の宅配弁当サービスなどを行う多機能施設で、毎年、この時期には、食について考える機会として食育まつりが開催されています。会場には、遠野市の食育推進計画とおのっこプラン」にちなんだ5つのブースが設けられ、緑峰高校の保健委員会を中心とする生徒たちもボランティアで参加していました。このうち、とおのっこ」のと」のブースでは、産地直送の野菜販売が行われ、旬の食べ物などが並びました。学校給食の体験ができるお」のブースでは、子どもから大人まで訪れた人の中には、来年の春に小学校へ入学する園児や久しぶりの給食を懐かしむ高校生の姿も見られました。遠野の郷土料理が体験できるの」のブースでは、鎌焼き」づくりや餅つきが行われ、昔ながらの味を堪能する姿も見られました。つくる食事の安全・安心を考えるつ」のブースでは、解体されたばかりの鮭を使った鮭のチャンチャン焼き」づくりに、子どもたちが参加しました。この日作られた鮭のチャンチャン焼き」は、レシピも紹介され、子どもでも食べやすいように甘さもあって野菜たっぷりの温かい料理に、試食をしていた人たちは、舌鼓を打っていました。最後に、こ」のブースでは、遠野市消防本部の職員が災害時の非常食を紹介し、消防車両の乗車体験も行われました。このほか、減塩や軽運動、食事バランスを診断することができる食育SATシステム」で普段の食事バランスをチェックするなど、健康づくりについて学んでいました。この日は、およそ350人が会場を訪れ、さまざまなコーナーを体験しながら、食についての関心を高めていた様子でした。

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