2017年9月28日放送

安全運転サポート車同乗体験講習

高齢運転者の安全運転サポート車同乗体験講習がきょう(28日・木曜日)青笹町の遠野ドライビング・スクールで開かれました。この講習は、高齢運転者の交通事故防止対策として、運転支援機能を装備した安全運転サポート車の先進的な安全性を実感してもらい、普及を図ることを目的に開かれました。安全運転サポート車の啓発と普及は、高齢者の交通事故防止対策として国が推進していて、今回、遠野ドライビング・スクールが、県内で初めて、国土交通省の補助金を得て実施しました。講習には、週に1回以上運転しているという、市内の70歳以上12人が参加しました。参加者は、運転支援機能を装備していない車と安全運転サポート車を比較するため、まずは、運転支援機能を装備していない教習車両に乗って、車間距離を保った走行など、普段の運転を確認しました。つづいて、安全運転サポート車について説明を受けたあと、実際に同乗して運転支援機能を体験しました。運転支援機能については、メーカーや車種によって異なることがあるということですが、参加者たちは、今回、同乗した車の衝突被害軽減ブレーキや段差乗り上げ防止機能、車間距離を保つための機能などを体験し、安全性を確かめていました。また、参加者は、運転支援機能について、あくまでもドライバーの運転をサポートしてくれる機能で、機能に頼らない運転を心がけなければならないことなど、安全運転サポート車に対する理解を深めていた様子でした。なお、この講習は、来月も開催されるということです。

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