2017年9月27日放送

乳がん・子宮頸がん検診始まる

今年度の乳がん検診と子宮頸がん検診がきょう(27日・水曜日)から始まりました。女性を対象にした検診がきょうから始まり、大工町の浄化センターには多くの人たちが検診を受けに訪れていました。検診料金を支払った人には、すずらん振興協同組合が発行するスキップカードに100円につき1ポイントが付くサービスを行っていて、また、満点スキップカードで検診料金の支払いもできます。なお、今年度の女性を対象にした検診の日程はご覧の通りとなっています。検診の申し込みをしていなくても、健康福祉の里に連絡をすればこれからでも受診可能ということで、市では、自分自身の健康のために必ず受診するよう呼びかけています。また、10月は乳がん月間」です。乳がんの早期発見・早期治療の大切さを伝えるため、世界的にピンクリボン運動」が行われていますが、健康福祉の里のラウンジには、きょうからピンクリボンツリー」が飾られています。このツリーには、ハート型のカードにメッセージを書いて、飾り付けができるようになっています。乳がんは、40歳代から50歳代、子宮頸がんは、20歳代から30歳代の年齢に最も発症しやすいことが特徴ですが、この年代は子育てや仕事などに多忙な時期で、検診を受ける機会を逃しやすいとされています。岩手中部保健所と市によりますと、昨年度、乳がん検診の受診率は、全国で29.7%、岩手県では32%、遠野市では36.4%ということで、がん検診受診率50%を目指して受診啓発活動を行っています。がんは、早期に治療を始めればおよそ9割の人が治ると言われており、定期的に検診を受けることが早期発見・早期治療に繋がるため、県や市では、がん検診を受診するよう呼びかけています。

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