2017年9月12日放送

県内の大学生 遠野市内の事業所を見学

岩手大学の学生を対象とした遠野市内事業所見学バスツアーがきのう(11日・月曜日)、行われました。このバスツアーは、遠野の事業所の見学と従業員との意見交換を通じて、大学生の地元定着による雇用確保を図ろうと、平成18年に相互友好協力協定を締結している遠野市と岩手大学が初めて実施しました。きのうは、岩手大学で工学系などを専攻している学生15人が遠野市内で製造業を営む3つの事業所と遠野市役所をバスで巡りました。この内、早瀬町で工業用プラスチック製品の成形加工から金型の設計、製作を手掛けている事業所では、初めに会社概要や業務内容などの説明の後、工場見学が行われました。学生たちは、担当者の案内を受けながら、実際に製品が製造されていく様子を見て回ったり、一日に生産される数量はどれくらい」かなど、積極的に質問をしたりして、製造業に対する理解を深めていました。なお、市では、今後も地元事業所の魅力を伝えながら、雇用確保に向けた取り組みを進めていくということです。

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