2017年9月4日放送

新しい本庁舎 きょうから業務始まる

きのう(3日・日曜日)の開庁式などを終え、遠野市役所本庁舎では、いよいよきょう(4日・月曜日)から業務が開始しました。きょう、本庁舎では、商工観光課や環境課などのおよそ100人の職員が業務にあたり、窓口に手続きで訪れている人や、新しい庁舎を見ようと訪れている市民の姿も見られました。また、庁舎内に設けられたフレキシブル執務スペースや市民ホールなどもさっそく利用されていました。市民などが予約して自由に活用することができる1階の市民ホールには、現在、柳田國男の遠野物語の世界を表現した作品が27点展示されています。これらの作品は、柳田國男の文学に魅せられた遠野出身で東京在住の朝倉寿賀子さんが8年ほど前から制作しているものです。朝倉さんは、年に1度、遠野物語に出てくる場所に行ってスケッチをし、東京に持ち帰ったあと構想をねりながら自分なりの遠野物語の世界を描いているということです。絵のほかには、友人とのコラボスペースや、遠野出身のシンガーソングライター船越由佳さん本人が、今回の展示のために選曲してくれたという音楽もBGMとして流れ、展示スペースを演出しています。想・遠野物語」は、遠野市役所本庁舎1階の市民ホールで来週10日・日曜日まで開かれることになっています。

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