2017年9月1日放送

遠野市PTA連合会 母親委員会学習会

遠野市PTA連合会母親委員会の学習会がおととい(8月30日・水曜日)、中央通りのKoyominaで開かれました。市内14の小中学校から1人ずつ集まっている遠野市PTA連合会母親委員会では、学校・学区の垣根を越えて共に学び情報を交換し合いながら子育てに生かしていこうと学習会を実施しています。また、委員それぞれが率先して学習会などを企画し、子育てに役立つ環境を作っていけるように、ことし、運営委員会を立ち上げて、今回の学習会の企画・運営にあたったということです。学習会には、母親委員のほか、遠野市PTA連合会の役員などが参加しました。初めに、主催者を代表して遠野市PTA連合会母親委員会の白岩喜美代委員長があいさつをしたあと、講師が紹介されました。講師は、遠野市総合食育センター総合食育推進課主任兼栄養士の北湯口美和子さんが務め、『食』で差が着く子育て術」と題し、食べ物や食事のとり方による体への影響などをさまざま紹介していました。このなかで、朝食と脳の関係については、毎日朝食を食べている子どもは正答率が高いこと。また、パン食の子どもよりもご飯食の子どもの方がいろいろな食品を一緒にとることになり、血糖値の上昇も穏やかで知能指数が高いことから、パン食の場合は、食物繊維の多いおかずと一緒にとることがポイントなどと紹介されていました。ことし、初めて母親委員を務め学習会に参加したという人は、母親委員の活動は、母親という同じ立場から学校・学区の枠を超えて情報交換ができ、良い刺激になっている」今回学んだ内容を子どもと共有しながら、子ども自身に自分の身体づくりを考えさせていきたい」と、子育ての励みにした様子でした。

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