2017年8月23日放送

大府市の小学生が遠野の児童と交流

遠野市の友好都市である愛知県大府市の小学生が、都市間交流事業の一環で、遠野市を訪れました。その最終日となった21日、月曜日には、遠野小学校を訪れ遠野の児童たちと交流を深めました。この都市間交流事業は、平成20年2月に遠野市と愛知県大府市が災害時相互応援協定を結んだことがきっかけで行われていて、今回で10回目となります。先週、18日金曜日から今週、21日月曜日までの3泊4日の日程で遠野を訪れたのは、大府市内の9つの小学校から選ばれた5年生と6年生20人です。一行は遠野に滞在中、魚のつかみ取りや草木染め、トマトの収穫といった、様々な体験活動をしたあとは、遠野名物のジンギスカンに舌鼓を打ちました。また、20日に開催された土淵まつりも訪れ、遠野に伝承されている郷土芸能にも触れました。そして、最終日となった21日、月曜日には、市立博物館を見学し、遠野の歴史や文化、風習をはじめ、伊能嘉矩といった遠野の偉人について、学びました。またこの日は遠野小学校にも訪れ、遠野の6年生46人と交流を深めました。交流会では、はじめに遠野小学校の児童たちが、ことしで36年目を迎える表現活動、「遠野の里の物語」を披露して大府の児童たちを歓迎しました。また、大府の児童たちは、寸劇やクイズを交えながら、大府市の特産品や産業、伝統行事などを紹介していました。交流会の最後には、ドッチボール大会も開かれ、遠野と大府の児童たちは、体育館いっぱいに歓声を上げながら、楽しいひと時を過ごしていました。遠野で様々な体験をした大府の児童たちは、たくさんの思い出を胸に帰路についたということです。

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