2017年8月22日放送

遠野市自主防災組織連絡会 地区別防災研修会始まる

遠野市自主防災組織連絡会の地区別防災研修会が、きのう(21日・月曜日)から始まっています。この研修会は、去年の台風10号を教訓に水害時の危険個所や避難場所などを網羅した「遠野市土砂・浸水ハザードマップ」が、新たに作成されたことを受け、その概要を説明することで、地域の防災力向上を図ろうと、遠野市消防本部が開きました。1回目となったきのう、みやもりホールでは、宮守町の宮守地区を対象に開かれ、各自主防災組織の代表者や福祉施設の関係者など21人が集まりました。研修会では、参加者を前に消防職員が各世帯に配布されたばかりの「遠野市土砂・浸水ハザードマップ」を基に、マップの見方をはじめ、宮守地区の危険個所や避難場所などをわかりやすく解説していました。また、災害時に出される「避難準備・高齢者等避難開始」、「避難勧告」、「避難指示」の3つの避難情報についても改めて確認がされ、参加者たちは、メモを取りながら防災に対する意識を高めていました。さらにきのうの研修会では、来月10日・日曜日に実施される遠野市防災訓練の概要も示され、市消防本部では、災害から命を守るためにもたくさんの人たちの訓練への参加を呼び掛けていました。なお、地区別防災研修会は、今週25日・金曜日まで市内11カ所で予定されていて、あす23日(水曜日)は、小友町、附馬牛町、土淵町で開かれるということです。

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