2017年8月16日放送

遠野納涼花火まつり盛大に開催

ことしで27回目となる遠野納涼花火まつりが、きのう(15日、火曜日)、開催され、およそ5000発の花火が遠野の夜空を彩っていました。ことしの遠野納涼花火まつりは、「心に響く夏の音色に踊る華遠野夢花火」をテーマに開催されました。第1部と第2部に分けての打ち上げとなった花火は、第1回目の花火まつりから担当している、宮城県の若松煙火製造所と福島県の菅野煙火店によるものです。打ち上げが開始されると、大玉や技能玉のほか、スターマインなど、およそ5000発の花火が遠野の夜空を彩り、訪れた観客たちは、間近で見る花火に魅了されていました。なお、実行委員会によりますと会場には、およそ1万7千人が訪れ、遠野盆地に響き渡る花火を楽しんだということです。そして、一夜明けたきょう(16日、水曜日)、遠野と松崎に住む遠野中学校の全校生徒と、実行委員会のメンバーが集まり、花火の燃えくずや会場周辺のゴミ拾いをしました。遠野中学校では、地域貢献活動の一環として、25年間に渡ってボランティアで花火まつりの後の清掃活動に参加しています。生徒たちは、学年ごとに分かれて、花火の燃えくずなどを丁寧に広い集めていました。清掃が終わった後、ことしもボランティアで参加した遠野中学校には、遠野納涼花火まつり実行委員会から感謝の気持ちとして、謝礼金が送られています。なお、遠野中学校では、送られた謝礼金を生徒会活動に役立てるということです。

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