2017年8月7日放送

助産院「ねっと・ゆりかご」開設10周年記念事業特別講演会 市民健康講座講演会

14回目となる市民健康講座講演会がきのう(6日・日曜日)、あえりあ遠野で開かれました。きのうの講演会は、遠野市助産院「ねっと・ゆりかご」がことし12月で開設10周年を迎えることを記念した特別講演会も兼ねて開かれました。講師を務めたのは、「ねっと・ゆりかご」の開設当初から支援している岩手医科大学附属病院の杉山徹病院長です。「岩手県の医療の将来像を遠野で考えましょう〜産婦人科医療や岩手医科大学の取り組みを交えて〜」を演題に杉山病院長は、日本の高齢化社会や岩手医療と岩手医科大学など4つのテーマについて講演しました。この中で経験から学ぶ「がん」と人生についてでは、杉山さん自身も肺がんを患った体験から感じたことなどを話しました。会場には、将来医療の道に進むことを希望しているという高校生など320人が集まり、杉山さんの話をメモに取るなど耳を傾けていました。なお、ねっと・ゆりかごの10周年を記念したシンポジウムが11月に開催されるということです。

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