2017年8月7日放送

遠野市芸術文化協会設立10周年記念式典

遠野市芸術文化協会の設立10周年を記念した式典が先週5日・土曜日にあえりあ遠野で行われました。市内を拠点に活動する茶道や華道などの55団体で構成されている遠野市芸術文化協会は、旧遠野市と旧宮守村との合併を機に平成19年4月1日に設立され、芸術文化の研鑽と振興を図る取り組みを行っています。式典で、遠野市芸術文化協会の馬場光子会長が「節目の10周年を迎えることができました。これからの10年、20年と次の世代に引き継がれていくよう活動していきたい」とあいさつしました。続いて、協会の活動に尽力してきた16人に対する感謝状の贈呈が行われ、代表して会長を2年務めた登坂慶子さんと会長を4年務めた濱田榮一さんの2人が馬場会長から感謝状と記念品を受け取りました。この後、遠野コーラス桑の実とコンブリオ銀河混成合唱団の合唱に合わせて、10年の歩みがスクリーンに映し出されると、およそ200人の出席者は、これまでの活動の経過に見入っていました。また、式典に合わせて、会場内では、表千家茶道秘翠会と熊谷社中阿字の会によるお茶のおもてなしのほか、絵画や書道など会員による作品展示もあり、遠野市芸術文化協会の設立10周年に華を添えていました。さらに式典後に開かれた祝賀会では、和と洋を取り入れたさまざまなアトラクションも披露され、出席した人たちは、遠野市芸術文化協会の設立10周年を祝っていました。

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