2017年8月2日放送

少年少女ふるさと発見探偵団

今年度2回目の活動となる少年少女ふるさと発見探偵団1泊2日のキャンプが、先週土曜日(7月29日・土曜日)から2日間上郷町の赤羽根キャンプ場で行われました。少年少女ふるさと発見探偵団は、友達を大切にし、人と協力をしながらさまざまな体験を通して遠野の自然や歴史を学んでもらおうと、遠野市教育文化振興財団が毎年開いています。キャンプには、市内の小学4年生から6年生まで14人が参加しました。1日目、団員たちは、野菜の収穫体験などをしたあと赤羽根キャンプ場に移動し、夕ご飯の準備をしようと薪割りや料理に挑戦しました。料理では、野菜を切る作業のほか、お米を飯ごうで炊いたり魚を棒に刺したりしてアウトドアを体験しました。この日の夕ご飯は、カレーライスと焼き魚のほかデザートもあったということです。夕ご飯のあとは、自由時間や夏の星座について学ぶ時間、そして、自分たちで収穫したトウモロコシとお菓子のマシュマロを焼いて夜食として食べたということです。1日目の頑張りから、2日目は、少し疲れ気味の団員たちではありましたが、野鳥について学び、バードコール作りを体験しました。バードコールは、鳥を呼ぶための道具で、細長い木を5センチくらいの長さに切り、切った部分には穴を開け、その穴にボルトをねじ込んでくるくる回しながら鳥の鳴き声に似た音を出します。団員たちは、ノコギリやドリルなど道具をうまく使いながら、自分のバードコールを完成させ、しっかり音が出るかを確かめたり耳をすませながら鳥の鳴き声を聞いたりしていました。最後は、しおりに書かれた薪割りや飯ごう炊飯など体験した項目にシールを貼ったりしながら2日間を振り返っていました。なお、次回の少年少女ふるさと発見探偵団は、10月14日に早池峰山の山登りが予定されています。

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