2017年7月27日放送

平成南部藩寺子屋交流事業「八戸市との児童交流」歓迎式

根城南部氏の縁でつながる青森県八戸市の児童たちがきのう(26日・水曜日)遠野市を訪れ、遠野市内の小学生で結成された遠野市使節団の子どもたちと交流を深めました。平成・南部藩寺子屋交流事業は、遠野市内11の小学校の代表児童が一堂に集まり八戸市の児童と交流することで、南部氏の歴史や文化について学ぶとともに郷土を愛する心を育て未来を担う人材を育成しようと、遠野市や教育委員会などが昭和62年度から毎年行っています。これまで、八戸市の小学生1321人、遠野市の小学生743人が交流を深めてきました。31回目を迎えた今年度は、八戸から42人、遠野から26人の小学6年生の児童たちが参加しています。きのうは、初めに歓迎式が行われ、附馬牛小学校の児童2人が語り部を披露しました。また、八戸市使節団の白石哲志団長や菅原大雅君からあいさつがあったあと、小林眞八戸市長からのメッセージが伝達されました。そして、綾織小学校の高橋歩花さんが歓迎のことばを述べました。続いて、同じ班になった児童たちがお互いの名前や誕生日を覚えるという交流レクリエーションが行われ、児童たちは、早速打ち解けていました。また、きのうは、ふるさと村の中の川でヤマメのつかみ取りの体験もしました。児童たちは、素早く動きまわるヤマメを必死に追いかけながら、遠野の自然を満喫していました。なお、八戸市使節団は、あす(28日・金曜日)まで遠野に滞在する予定で、来月3日(木曜日)からは、遠野市使節団が1泊2日の日程で八戸市を訪れ、八戸の児童たちと交流を深めるということです。

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