2017年7月27日放送

岩手県緑の少年団大会

岩手県緑の少年団大会がきょうから明日までの2日間、土淵町の遠野みらい創りカレッジで開催されています。この大会は、岩手県の緑の少年団が一堂に会し、緑を愛し育てる豊かな心を持った健康で明るい子どもたちを育成しようと、岩手県緑の少年団連盟が毎年、開催しているもので、今回で49回目を迎えます。例年、八幡平市の県民の森で開催されてきた大会ですが、ことしは、より多くの少年団が参加しやすいようにと、中心部に位置する遠野市を会場に初めて開催されました。きょうは、遠野市内をはじめ、県内各地、遠くは北海道など、23の少年団から275人の児童が参加する中、開会式では、岩手県緑の少年団連盟会長の本田市長が、「仲間と共に楽しい思い出をいっぱい作って下さい」と挨拶しました。続いて、遠野市や福島県森林・林業緑化協会などから、大会参加の記念品が全少年団に贈られた後、鷹鳥屋森林愛護少年団の藤川仁君が、緑のちかいを宣言しました。この後、早速、交流会が開かれ、児童たちは、それぞれ手作りしてきたオリジナルの名刺を交換をして、交流を深めました。また、緑の少年団らしく木に触れ合ってもらおうと木工工作体験も行われ、不思議な木のおもちゃ「パタパタ」作りに挑戦しました。児童たちは、時折、指導員の手ほどきを受けながら、用意された6枚の板に紙テープを貼り付けながら、パタパタを完成させていました。なお、岩手県緑の少年団大会は、明日まで行われ、原木しいたけの植菌体験や遠野ふるさと村でのクイズラリーなどが予定されているということです。

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