2017年7月25日放送

災害発生時における飲料供給に関する協定締結

民間企業と遠野市が、きょう(25日・火曜日)災害発生時における協定を締結しました。きょう、遠野市と協定を結んだのは、矢巾町に本社を置き、北東北3県で清涼飲料水の販売を行っているみちのくコカ・コーラボトリングです。締結式には、谷村広和代表取締役社長や本田市長などが出席しました。この協定は、地震や風水害などが発生、または発生する恐れがある場合において、市から要請を受けたみちのくコカ・コーラボトリングが営業に支障がない範囲内において飲料を確保し、市が指定する納入希望場所に搬送するという内容になっています。遠野市は、去年発生した熊本地震の際、友好都市である熊本県菊池市からの支援要請を受け、市内5カ所の販売店から2800リットルの飲料水を確保し救援物資として提供しています。この協定でも、友好都市が被災した場合、遠野市からの要請を受けて支援することも想定しているということです。本田市長は「台風10号などで、水・飲料水の大切さを改めて知った。いつ・どこで・どんな災害が起きるか分からない。災害発生時には、すみやかに応援いただけるようお願いします」と感謝のことばを述べていました。この協定の有効期間は、来年の3月31日までとなっています。なお、みちのくコカ・コーラボトリングがこの協定を結んだのは、岩手県内の市町村のうち遠野市が24番目、北東北3県では54番目ということです。

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