2017年7月17日放送

岩手県中学校総合体育大会 サッカー競技 遠中は…

第64回岩手県中学校総合体育大会のサッカー競技が先週土曜日(15日)からの3日間、遠野市を会場に開催されました。遠野中学校は、5連覇をかけてこの大会に挑みました。遠野運動公園や市民サッカー場など市内3カ所で開催された大会には、県内の各地区大会を勝ち上がった26チームが出場しました。その中、前回の覇者でシード校の遠野中学校は、初戦、滝沢南中学校が相手でした。序盤は、硬さが見られた遠野でしたが、前半に1点、後半に2点を入れ3対0で相手を下し、初戦を突破しました。その後も順当に勝ち上がり決勝戦に駒を進めた遠野中学校は、大会5連覇を目指して、きょう(17日・月曜日)、大船渡第一中学校と対戦しました。遠野イレブンにとって相手の大船渡第一は、去年の県新人戦やことしのサッカーカーニバルなど、これまで3回戦って一度も勝ったことのない宿敵です。まずは前半6分、裏に抜けだした遠野の9番・菅田が、シュートを放つも枠を捉えることはできません。また、対する大船渡第一、遠野ゴールを脅かすも結局、無得点のまま前半を終えます。そして、迎えた後半、開始早々から遠野は、一気に相手ゴールに攻め込みますが、得点に結びつけることができません。さらに後半4分、遠野の9番・菅田が、再び抜け出しゴールを狙うもこれまた得点とはなりません。果敢に相手ゴールに迫った遠野でしたが、後半12分、大船渡第一に先制ゴールを決められてしまいます。もうあとがない遠野、その後もゴールを奪おうと怒涛の攻撃を展開するも相手守備に阻まれてしまい、結局、得点を奪えないまま、0対1で、大船渡第一に敗れ、残念ながら大会5連覇とはなりませんでした。惜しくも県大会、準優勝となった遠野中学校は、来月4日から3日間の日程で山形県鶴岡市で開催される東北大会に出場します。

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