2017年7月14日放送

高校再編を考える市民会議

高校再編を考える市民会議が、昨夜(13日・木曜日)市役所本庁舎で開かれました。この会議は、岩手県教育委員会が示している県立高校再編計画案に対して、遠野高校と緑峰高校両校の存続に向けて市民の意見を集約しようと、去年3月に、同窓会やPTAなど市民が自ら立ち上げました。きのうは、先月21日に県教育委員会に対して「両校の存続について」と「過疎地域における少人数学級の導入について」の2つの要望を盛り込んだ県立高校再編に係る要望書を提出したことが報告されました。この要望は、高校の魅力化に向けた両校の取り組みと、市民一丸となって両校の存続に向けて取り組んでいること、過疎地域における高校教育制度の判断基準の見直しについて訴えるため実施したものです。また、市民会議では、人口減少や少子化が課題となっている地域の未来を考慮した署名活動を行っていて、各町の自治会を通じて全戸配布されたのち、市民会議でとりまとめ、9月に開催される岩手県議会などに提出される予定となっています。また、きのうは、「高校再編を考える市民会議」の活動をPRするチラシを作成して活用していくことや、大学教授などの見識者を講師に招き講演会を実施することが決まりました。時期については、9月頃までに開催するということです。

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