2017年7月12日放送

遠野市災害対策本部運営訓練

遠野市災害対策本部の運営訓練がきのう(11日・火曜日)総合防災センターで行われました。この運営訓練は、去年8月に発生した台風10号を受けて台風が多くなる時期を前に適切な災害対応を行うため実施されました。きのうは、市の災害対策本部長となる市長が不在の時に台風が最接近するという想定で訓練が行われ、災害対策本部の運営に関わる市職員や消防職員のほか岩手県の総合防災室の職員などおよそ60人が参加しました。訓練では、災害対策本部が設置された後、本部員が現場職員や住民役の人から被害状況などの連絡を受けて、避難所の開設や避難勧告の発令などについて指示を出していました。参加した職員たちは、関係部署との連携の取り方や適切な情報伝達の方法などを改めて確認していました。また、きのうの訓練に参加した県の総合防災室の職員は「言葉だけでやりとりをすると人によって災害の規模のイメージが変わってしまうので、映像などを使って情報共有をできるようにした方がいい」と述べていたということです。

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