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2017年7月12日放送

特殊詐欺未然防止に感謝

特殊詐欺を未然に防止したことに対する感謝状の贈呈がきのう（１１日・火曜日）、遠野警察署で行われました。特殊詐欺・架空請求を未然に防いだとして遠野警察署から感謝状が贈られたのは、セブンイレブン遠野早瀬町店です。遠野警察署とこの店によりますと、先週４日（火曜日）、市内の６０歳代の男性が携帯電話で何者かから指示を受けながら店の中にあるチケット購入などができるマルチコピーで１０万９０００円分の電子ギフト券の購入手続きを進めていました。店員が使い道について尋ねたところ曖昧な返答であったためチェックシートにあてはめて確認し架空請求詐欺の被害者であるとして１１０番をし、被害発生を未然に防いだということです。感謝状を贈った遠野警察署の杉田幸雄署長は「特殊詐欺の被害を出さないようこれからも協力をお願いします」とあいさつしました。感謝状を受け取った小松理恵店長は「ことし３月に遠野警察署で開かれた市内のコンビニエンスストアを対象にした特殊詐欺被害防止対策の説明会で学んだことを思い出したことも被害発生の防止につながった」と話していました。なお、遠野警察署で認知している去年１年間で発生した特殊詐欺・架空請求は、１件、およそ３０万円で、ことしについては、きのう１１日（火曜日）現在、１件、およそ４２０万円の被害が出ているということです。なお、特殊詐欺についての問い合わせは、遠野警察署生活安全課までお願いします。

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