2017年7月11日放送

夏の高校野球岩手大会 遠野高校

先週7日(金曜日)に開幕した夏の高校野球岩手大会で、きのう(10日・月曜日)、初戦を迎えた遠野高校は盛岡農業高校と対戦し、10対3の7回コールドで6年ぶりの初戦突破を果たしました。遠野高校の先発は、1年生の畑山。初回の立ち上がり、内野安打で出した打者を送りバントで2塁とされた後、相手3番打者に2塁打を放たれ1点を先制されてしまいます。しかし、4回裏、遠野高校の攻撃。キャプテン荻野が相手の好守備をものともせず内野安打で出塁すると一気にチャンスが広がります。1アウト、2・3塁の場面で、ピッチャー畑山が渾身の一振り、ランナー2人が還(かえ)り2点を奪い逆転します。5回の表に1点を奪われ同点とされた遠野高校は、6回裏にキャプテン荻野が闘志あふれるプレーでまたしても内野安打で出塁すると、ヒットやフォアボールなどでランナー満塁のチャンスをむかえます。そして、8番打者の栃内がすかさずスクイズを決めて再び逆転すると、この後もヒットが続き一挙5点を挙げリードを広げます。さらに7回裏、最後まで攻撃の手を緩めずこの回3点を奪った遠野高校は、10対3の7回コールドで盛岡農業高校を破り、6年ぶりの初戦突破を果たしました。なお、初戦突破を果たした遠野高校は、あさって(13日・木曜日)、花巻球場で花北青雲高校と対戦します。

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