2017年7月7日放送

多賀の里 開設10周年を祝う会

青笹町にある障害福祉サービス事業所「多賀(たが)の里(さと)」が開設から10年を迎え、きょう(7日・金曜日)祝う会が開かれました。社会福祉法人睦会(むつみかい)が運営している「多賀の里」は、企業などに就職することが困難な障がいを持つ人に対して働く場所を提供する事業所として、10年前の平成19年4月1日に開設されました。多賀の里では、現在、34人の利用者が地域において自立した生活を営めるよう、それぞれの能力をいかした仕事をしていて、弁当の調理・配達、企業から請け負った機械の部品などの製品加工をしています。きょうの開設10周年を祝う会では、睦会の新里佳子理事長が「利用者の中でも一般就労を希望されている人もいます。夢の実現のためにも我々は支援を強化してまいります」とあいさつしました。続いて、多賀の里開設当初からの利用者、奥寺美由紀さんがあいさつしました。乾杯のあと、出席した人たちは、多賀の里で作られたお弁当に舌鼓を打ちながら、10年のあゆみを振り返っていました。また、睦会が運営している障害者支援施設「石上(いしがみ)の園(その)」と「遠野コロニー」の利用者もお祝いに駆けつけ、ダンスを踊り会場に華を添えていました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.