2017年7月6日放送

用務員全体研修

万が一に対しての備えを身につける小中学校の用務員の研修がきのう(5日・水曜日)総合防災センターで開かれました。市内小中学校の学校用務員を対象にした全体研修は、児童生徒用の机・イスの修繕作業や環境整備、また、普通救命講習の実施など、児童・生徒の安全や効率性の強化を図るため年1・2回開かれています。今年度の全体研修では、プール学習も始まり水難事故や熱中症などの万が一の事態に備え正しい対処方法を身につけようと、「上級救命講習」を初めて受講しました。きのうは、遠野消防署の救命救急士4人を講師に、市内小中学校の用務員14人が心肺蘇生法やAED、三角巾を使った骨折など外傷(がいしょう)を負った場合の手当て方法などについて学びました。心肺蘇生法では、成人、小児、乳児によって心臓マッサージのやり方や力の加減などが違うため、受講した人たちは、手順や角度、強さなどに気をつけながら的確な蘇生法を学んでいました。講師から「自信を持って、率先してやることが大事」とアドバイスを受け、受講した人たちは、児童・生徒の安心安全のために真剣な表情で取り組んでいました。なお、次回の全体研修は、冬休み期間中に市内の学校の床塗装メンテナンスを行う予定ということです。

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