2017年6月22日放送

遠野市総合教育会議

今年度1回目の遠野市総合教育会議が、きのう(21日、水曜日)、とぴあ庁舎で開かれました。遠野市総合教育会議は、市長部局と教育委員会の連携を図るため、重要な教育課題について協議するもので、市長や教育長、教育委員の合わせて6人で構成されています。また、きのうの会議では、本田市長や中浜教育長、教育委員全員が出席し、東舘町の旧市役所庁舎跡地を利活用して整備される、仮称「わらすっこの城」整備構想について協議されました。この仮称「わらすっこの城」整備構想は、子育てするなら遠野をコンセプトのもと、子育て支援の充実を図るため、新本庁舎オープンに伴う事務所の移転に併せ、第1弾として、市役所西館を一部改修し子どもの遊び場を拡張します。第2弾として、東側に屋外遊戯施設と中央部分に助産院と母子保健課などが入る、子育て世代包括支援センターを設置しようとするものです。今年度は、9月から来年3月末までの期間に予算およそ3100万円かけて、市役所西館の一部改修が行われ、就学前児童の遊び場や保護者の交流ラウンジなどが整備されるということです。また、きのうの会議では、市内の高校生が提案した地域の活性化に必要な若い力をのばすための「学びの場づくり」構想についての紹介もありました。出席した委員からは、「常に子どもの視点で整備を進めてほしい」といった意見や、「子どもに限らず、高校生や高齢者も利用できるような施設への工夫も必要では」といった提案も出されていました。なお、市では、各委員から出された意見や提案を出来る限り整備構想に反映させながら、取り組んでいくということです。

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