2017年6月22日放送

県教育委員会に高校再編について要望書提出

平成32年度に遠野高校と緑峰高校を統合するという、岩手県の高校再編計画について、遠野市がきのう、(21日、水曜日)、県教育委員会に要望書を提出しました。きのうは、本田市長をはじめ、新田勝見議長、中浜教育長、工藤県議などが岩手県教育委員会を訪れ、県の高橋嘉行教育長に市長と議長の連名による要望書を提出しました。今回の要望内容は、遠野高校と緑峰高校が地方創生に向けて地域や行政と連携し、懸命に魅力化に取り組んでいることや、現在、高校再編を考える市民会議が署名活動を進めていることから、関係者の努力の推移を見守り、「統合判断の時期を見直してほしい」ということと、過疎地域における特例として、「少人数学級の導入と教員数の確保を求めること」の2点が盛り込まれています。本田市長は、高橋教育長に特徴ある高校魅力化に取り組んでいる両校の活躍や、行政をはじめ、各種団体、地域などとの連携について資料を提示しながら熱心に説明したということです。なお、今回の要望について詳しくは、来週27日、火曜日に開かれる記者懇談会で、市長より説明が行われるということです。

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