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2017年6月14日放送

大野ゴム工業遠野工場１０周年記念祝賀会

遠野市の誘致企業である大野ゴム工業の遠野工場が設立１０周年を迎え、きのう（１３日・火曜日）、あえりあ遠野で記念祝賀会が開かれました。きのうの祝賀会には、大野ゴム工業の従業員などおよそ２００人が出席しました。自動車用などのゴム製品を製造している大野ゴム工業遠野工場は、１０年前の平成１９年６月、上郷町に設立され、平成２１年に青笹町の木工団地に移転し、１０月に第１工場、平成２３年１２月には、第２工場を開設しました。また、従業員の数も地元採用を中心に、当初の１３人から現在は７０人まで増え、平均年齢は３１．６歳と、若い力が原動力となっています。祝賀会で大野ゴム工業の大野洋一代表取締役は、遠野工場での１０年間を振り返りながら今後も遠野市と共に更なる発展を遂げてきたいとあいさつしました。続いて、本田市長がこれまで遠野工場が果たしてきた役割に感謝しつつ、「これからも遠野を拠点に次の１０年に向けてますます社業が発展していくことを願っています」と期待の言葉を述べていました。また、きのうの祝賀会では、１０周年を記念して遠野工場の従業員が地域貢献を目的に結成した自衛消防隊の紹介や軽車両消防車の展示披露をし、地元と共に生きる企業でありたいと決意を新たにしていました。また、祝宴に入ると、プロのグラスハープ奏者、大橋エリさんなどによる演奏が華を添える中、出席した人たちは、大野ゴム工業遠野工場の１０周年を祝うとともに、更なる発展を祈っていました。なお、大野ゴム工業遠野工場では、ことし８月に生産設備の増設を予定していて、今後も地元を中心に雇用の拡大と地域経済の発展に貢献していくということです。

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