2017年6月13日放送

6月市議会一般質問2日目

6月の市議会定例会は、きょう(13日・火曜日)も一般質問が行われ、2人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には、浅沼幸雄議員瀧本孝一議員の2人が登壇し、宮守総合支所の活用などについて市の考えを正しました。このうち、遠野市の認知症の現状について本田市長は、ことし4月末現在認知症の症状がある65歳以上の要介護認定者は1215人で平成28年度より48人増加していると答えました。市では、ことし4月から認知症サポート医を中心とした認知症初期集中支援チームを設置し認知症の人や介護者の支援に取り組んでいるということです。また、宮守総合支所の今後の活用方針については宮守の歴史を保存・展示する歴史伝承館とするほか、地域活動に取り組む人のよりどころとして活用していくと述べました。また、教職員の長時間労働の質問について中浜艶子教育長は、クラブ活動などさまざまな対応によるもので、教職員が生徒指導や学習指導に専念できる環境作りに取り組んでいかなければならないと考えを述べました。これについて、今後、専門スタッフを学校に配置するなど、「チーム学校」として学校を支えていく取り組みを進めていくということです。このほか、農地の維持管理について農業委員会の佐々木敦緒会長は、遠野市の経営農耕地面積が2年前の平成27年には3570ヘクタールと5年前に比べ914ヘクタール減少していると答弁しました。6月市議会定例会はあす(14日・水曜日)から予算等審査特別委員会が開かれ、今週金曜日(16日)に本会議が予定されています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.