2017年6月12日放送

市議会一般質問始まる

6月市議会定例会の一般質問がきょう(12日・月曜日)から始まり、5人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には、細川幸男議員佐々木大三郎議員菊池巳喜男議員小林立栄議員菊池美也議員の5人が登壇し財政状況と対応策などについて市の考えを正しました。産婦人科医の確保について本田市長は、岩手県内においてもお産を扱う医療機関が10年間で45施設から32施設と大きく減少していることから遠野市単独ではなくオール岩手で取り組むことが必要と述べました。また、遠野駅舎の未来を考える会の活動状況についての質問に対し本田市長は「平成28年度は5回のワークショップが行われた」と答えました。そして、先週月曜日(5日)に、本田市長と遠野駅舎の未来を考える会会長がJR東日本盛岡支社を訪問し、ワークショップで出たアイディアの説明のほか、駅舎を活用したまちづくりへの協力の申し入れを行ったということです。このほか、いじめ問題の予防策について中浜艶子教育長は国の「いじめ防止等のための基本的な方針」がことし3月に改定されたことを受け、遠野市いじめ防止等基本方針も今年度中に改定していくと述べました。遠野市内の平成27年度・いじめ認知件数は、小学校47件中学校44件と平成26年度と比べ42件増加していることから、現在調査中の平成28年度においても増加傾向にあると見込んでいるということです。教育委員会では、学校と連携し生徒主体のいじめ防止活動を支援し、子どもたちが安心して学ぶことができる環境づくりを推進していくということです。市議会定例会はあす(13日・火曜日)も一般質問が行われ、2人の議員が質問する予定となっています。

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