2017年6月9日放送

遠野市社会福祉協議会 定時評議員会・理事会

遠野市社会福祉協議会の定時評議員会と理事会がきのう(8日・木曜日)、浄化センターなどで開かれました。この定時評議員会は、これまで遠野市社会福祉協議会の任意の諮問機関として設置されてきましたが、ことし4月からの社会福祉法の改正により、事業計画や予算、規約の変更など重要事項を決定する議決機関として、必ず設置されることになっています。きのうの定時評議員会では、社会福祉団体やボランティアなどの関係者からなる評議員24人の内、21人が出席して、昨年度・平成28年度事業報告や決算、理事及び監事の選任についてなど議案6件が審議され、すべて原案通り承認されました。このうち、平成28年度の事業報告と決算では、将来に向け安定した地域福祉と介護保険事業のサービス提供を推進するため、収益の確保に向けた経営改善に取り組んだということです。その結果、遠野市からの1千万円の補助金により地域福祉事業の不足分が確保できたことや役員報酬、人件費の縮減に努め、収益総額がおよそ8億3619万6千円となり、それから費用総額を差し引いたおよそ2248万3千円の黒字決算となりました。また、評議員会では、任期満了に伴う理事及び監事の選任が行われ、理事12人と監事3人が選ばれました。なお、理事と監事の任期は、きのう6月8日から平成31年定時評議員会の終結の時までとなります。評議員会終了後、場所を移して、遠野市社会福祉協議会の理事会も開かれました。理事会では、会長、副会長、常務理事の選定が行われ、会長に臼井悦男さん、副会長に菊池一晃さんと小松利美さん、常務理事に菊池文正さんが選ばれています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.