2017年6月8日放送

新しい勤労青少年のつどい

ことし4月から市内の事業所で働いている新社会人を対象とした新しい勤労青少年のつどいが、きのう(7日・水曜日)、あえりあ遠野で開かれました。このつどいは、ことし4月から新社会人として、市内の事業所で働いている人たちの人生の新たなスタートを祝い激励するとともに、職業人としての自覚を高めてもらおうと遠野市や遠野商工会、釜石公共職業安定所が開きました。きのうのつどいでは、新社会人41人が参加する中、初めに飛内副市長が「遠野のまちづくりには、みなさんのような若い力が必要となります。夢や希望、可能性に向かって挑戦し続けてください」とあいさつしました。続いて、参加した新社会人、一人一人が自己紹介した後、新社会人を代表して、遠野市社会福祉協議会に勤務している高橋北斗さんが誓いのことばを述べました。また、25歳未満で同じ事業所に3年以上勤務し、永続的に就業見込みがある人への表彰が行われ、多田工務店の菊池宏太さんが岩手県知事表彰を、そのほか、3人が釜石地域雇用開発協会会長表彰を受けました。さらに市内の事業所に3年以上継続して勤務した人に対する遠野市若年者(じゃくねんしゃ)継続勤務奨励金の交付も行われ、代表で、小笠原プレシジョンラボラトリーの小松彩さんと、ツクバ精密の佐々木崇公さんに飛内副市長から目録が手渡されました。そして、目録を受け取った小松さんと佐々木さんは、「失敗を恐れず前向きに仕事に取り組みがんばってください」と先輩として新社会人たちに激励のことばを送っていました。また、きのうは、遠野職業訓練協会のファシリテーター、川原恵美さんを講師に、「新社会人の社会人力を高める」をテーマとした研修も開かれました。新社会人たちは、研修を通じて、あいさつやビジネスマナーなどを学び、社会人としての心構え・自覚を高めていました。

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