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2017年6月8日放送

退任した交通指導員に岩手県知事感謝状

長年に渡って地域の交通安全に尽力した男性にきょう（８日・木曜日）岩手県知事感謝状が贈られました。交通指導員として感謝状が贈られたのは、上郷町の湊文忠さんです。湊さんは、去年４月に逝去（せいきょ）されたため、きょうは、湊さんの妻である市子さんに、県南広域振興局の細川倫史局長から岩手県知事感謝状が手渡されました。県では、各市町村の交通指導員を２５年以上務め退任した人たちに対し、長年に渡る交通秩序の保持と交通事故防止に尽力された功労に報いるため、岩手県知事感謝状を授与しています。湊さんは、昭和５１年から平成２８年までの４１年の間、交通指導員として毎日街頭に立ち、登下校時を重点とした子どもたちや歩行者の安全確保やイベントでの交通誘導など地域の交通事故防止に努め、他の模範となる活動を行ったことから、感謝状が贈られました。知事に代わり感謝状を手渡した細川局長は「亡くなる直前まで交通指導員として尽力していただき感謝しています。湊さんの意志を引き継ぎ、今後も地域の安全確保の推進に県として努めてまいります」と湊さんの活動に敬意を表していました。最後に、市子さんが感謝の言葉を述べました。なお、交通指導員に対する岩手県知事感謝状を受けたのは、遠野市内では湊さんが初めてということです。

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