2017年6月6日放送

馬っこつなぎ

豊作を願う伝統の馬っこつなぎがおととい(4日・日曜日)遠野ふるさと村で行われました。この馬っこつなぎは、田んぼを見守る神様をお迎えしことしの作柄を見てもらい豊作を祈願するものです。また、この日は、愛知県の天王社という所に全国の神様が集まると言われていることから、藁で編んだ馬2体を供えて遠野の神様たちを遅れないように送り出す行事とも伝えられています。ふるさと村では、この行事をまぶりっと衆早池峰の会の協力を得て開村した平成8年から続けています。ことしは、宮城県から来た大学生や観光客などおよそ50人が参加しました。参加した人たちは、村内のお地蔵様にお供え物を捧げたあと、稲を育てるのに大切な田んぼの水口付近に馬の絵が描かれた紙を挿し込んで、稲を病気から守ってくれるようことしの豊作を祈願しました。

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