2017年6月2日放送

インターネットマナーアップ講座

遠野高校できのう(1日・木曜日)、全校生徒を対象としたインターネットマナーアップ講座が開かれました。この講座は、多くの若者がスマートフォンや携帯電話を持ち、簡単にインターネットに接続できる社会が広がる中、生徒たちに、トラブルに巻き込まれないための正しい知識を身に付けてもらおうと開かれました。きのうの講座では、全校生徒409人を前に大迫高校の菅原一志校長が講師として招かれました。菅原校長は、ことしの3月までの3年間、県立総合教育センターで情報教育担当総括を務め、県内の小中学校、高校で指導にあたるなど、情報モラル教育の第一人者として知られています。講座の中で菅原校長は、会員制交流サイト、いわゆるSNSの正しい利用方法や注意点、トラブルに巻き込まれないためにも正しい知識を持つことの大切さを伝えていました。また、安易に載せてしまった画像で簡単に居場所が特定されることや、一度載せてしまった情報は、簡単に削除することができなくなるなど、インターネットの怖さも知ってほしいと訴えていました。終わりに菅原校長は「もし、トラブルに巻き込まれた場合は、ひとりで悩まずに先生などに相談してほしい」と生徒たちに呼びかけていました。生徒たちは、菅原校長の講座を通じて、インターネットに潜む怖さやSNSの正しい利用方法、注意点などに改めて理解を深めたようでした。

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