2017年5月29日放送

遠野木工団地内事業体合同総会

青笹町の遠野木工団地内にある事業体合同の総会が先週金曜日(26日)森林総合センターで開かれました。この日は、遠野木工団地を構成する団体のうち6団体がそれぞれ総会を開き、昨年度・平成28年度の事業報告や今年度・平成29年度の事業計画案などについて審議され、すべて原案通り承認されました。このうち、遠野木材加工事業では昨年度、他業者との連携により一般住宅以外の大型物件の受注により、売上高は2億8767万8000円、前年度比はおよそ105%ということです。今年度は、営業利益4650万円を目標に、販路の拡大や商品の高品質化・安全作業に努めるということです。また、遠野グルーラムでは昨年度、建物の強度を高める木材である「集成材」に耐火性を持たせた「耐火集成材」について、1時間耐火認定を国土交通大臣から受けたということです。この認定を受けたことにより、これまで木造では建てられなかった社会福祉施設など、より規模が大きい建物を建てられるようになったということです。今年度は、過去三年の実績よりも倍以上の出荷量を目標に、販売促進に向け取り組んでいくということです。なお、この日総会を開いた5団体の平成28年度の売上高の総額は11億5777万6000円で、前年度と比較して1億6331万円の増額ということです。

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