2017年5月10日放送

総合計画審議会

今年度1回目となる遠野市総合計画審議会がきのう(9日、火曜日)、あえりあ遠野で開かれました。この審議会は、市の総合的な計画の策定と推進に関する事項を調査、審議、評価する市長の諮問機関です。きのうの審議会には、市民、関係機関団体などから代理出席を含めた委員25人全員と本田市長や市の幹部職員が出席しました。初めに審議会の会長と副会長の互選が行われ、会長に遠野市社会福祉協議会の臼井悦男さん、副会長に遠野市教育文化振興財団の菅沼隆子さんがそれぞれ選任されました。任期は、会長、副会長、委員ともに今月1日から平成32年4月30日までの3年間となります。昨年度、平成28年度からスタートした第2次遠野市総合計画の2年目を迎える中開かれた審議会では、今年度・平成29年度一般会計予算や高校魅力化アクションプランなど7つの項目が報告されました。その中で、平成29年度一般会計予算は「羽ばたく!遠野スタイルチャレンジ予算」として予算総額を177億9千万円としたこと。また、特徴としては、二つの優先課題の解決に向けて「産業振興・雇用の確保」、「少子化対策・子育て支援」の主要事業に、およそ25億9千万円を計上し、取り組んでいくことなどが報告されました。高校魅力化アクションプランの報告では、遠野高校と緑峰高校の魅力向上と入学者数の改善に向けた支援策として4つのプランを示し両校の存続に向けて重点的に取り組んでいきたいとしていました。その他にも伊能嘉矩生誕150年記念事業などの報告もあり、出席した委員からは「淡々と事業を進めるのではなくどう評価していくのかにも力を入れて取り組んでほしい」などといった意見も寄せられていました。なお、次回の審議会は、8月8日(火曜日)に開かれる予定ということです。

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