2017年5月10日放送

消防団協力事業所認定交付

青笹町にある大野ゴム工業遠野工場が消防団活動に積極的な事業所として認定され、きのう(9日、火曜日)、認定証と表示証が交付されました。自動車用などのゴム製品を製造している大野ゴム工業遠野工場では、従業員70人のうち3人が消防団員として活動をしています。また、平成19年6月に遠野で創業して以来、ことしで10周年を迎えることから、企業内に自衛消防隊を結成したほか、来月に軽車両消防車を導入し近隣で火災が発生した場合には、初期消火活動に対応するための準備も進めています。きのうの交付式では、大野ゴム工業の伊藤信一郎常務取締役や伴幸雄執行役員、消防団、自衛消防隊に入っている従業員が出席し、小時田光行消防長から深沢修司工場長に消防団協力事業所の認定証と表示証が手渡されました。この消防団協力事業所は、消防団員として活動する従業員が3人以上いることや従業員の消防団活動に積極的な事業所に対し、協力の証として市町村が認定しています。今後、大野ゴム工業遠野工場では、災害時、速やかに消防団員を出動させるほか、所有する資機材の提供などを行い、消防団活動の支援に取り組んでいくということです。なお、今回、認定を受けた大野ゴム工業遠野工場を含めると市内の消防団協力事業所は、24事業所ということです。

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