2017年5月4日放送

郷土芸能共演会

中央通りの蔵の道ひろばで、きのう(3日・水曜日)郷土芸能共演会が開催されました。南部氏遠野入部行列に続いて開かれた郷土芸能共演会には、小友町の山谷しし踊り保存会、土淵町の飯豊神楽保存会、附馬牛町の早池峰張山しし踊り保存会と大出早池峰神楽保存会が出演し、それぞれの団体が勇壮な舞を披露しました。大出早池峰神楽保存会の演目終了後には子どもによる神楽が披露され、会場からは、温かい拍手が送られていました。会場では、八戸から3泊4日かけて歩き、おととい(2日・火曜日)遠野に到着した八戸・遠野ウオークリレーの参加者たちがバケツでジンギスカンを囲みながら郷土芸能に見入り、遠野ならではの文化を堪能していました。会場となった蔵の道ひろばでは、桜が舞い散る中郷土芸能の心地よいリズムが会場を包み、集まった人たちは、古式ゆかしい遠野の風情を存分に味わっていました。また、この日は、プロサッカーチーム「グルージャ盛岡」の菊池利三監督と選手たちによるトークショーも行われ、遠野市出身の菊池監督の更なる飛躍と活躍を願って応援横断幕が贈られました。市の商工観光課によりますと、きのう開催された南部氏遠野入部行列と郷土芸能共演会には、9100人が訪れたということです。

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