2017年5月3日放送

南部氏遠野入部行列

遠野の春を告げるイベント遠野さくらまつりが開催され、きょう(3日・水曜日)は南部氏遠野入部行列が行われました。遠野さくらまつりは、遠野中学校吹奏楽部の演奏で幕を開け、開会式では遠野さくらまつり実行委員会の会長を務める本田市長が「遠野の元気・活力を全国に発信し、楽しいお祭りにしましょう」とあいさつしました。そして、出立の掛け声の後行列がスタートしました。南部氏遠野入部行列は、およそ400年前に八戸南部氏22代直義(なおよし)公が遠野郷に入部した様子を再現したものです。藩主の直義公役は本田市長が務め、南部氏唯一の女性の殿様清心尼(せいしんに)公役を遠野市教育文化振興財団の菅沼隆子副理事長が務めました。行列は、蔵の道ひろばを出発し一日市通りや駅前通りを練り歩きました。ことしは、八戸市大館(おおだて)の新田城(にいだじょう)まつり運営委員会の会員や遠野市出身のグルージャ盛岡監督菊池利三さんなどが参加し、およそ180人の行列となりました。また、遠野市の姉妹都市であるイタリア・サレルノ市から遠野親善大使を務めるアンナラウラさんと家族も参加しました。途中、SL銀河も到着し大勢の観光客が行列を楽しんでいました。なお、あす4日(木曜日)は、午前11時から南部神社例大祭や郷土芸能共演会が行われる予定になっています。

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