2017年5月1日放送

SL銀河ステーション オープン式

SL銀河の運行がスタートした先週土曜日(4月29日)、遠野市が宮守町の活性化の拠点として道の駅みやもり内に再整備を進めていたSL銀河ステーションがオープンしました。SL銀河ステーションは、ビュースポットであるめがね橋に隣接する立地を活かし、震災復興への想いと銀河鉄道の夜の世界を伝え宮守町の活性化を図ろうと遠野市が平成27年度から道の駅みやもり内に事業費およそ1億5千万円かけて整備しました。SL銀河4年目の運行がスタートした先週土曜日、地元の和太鼓集団「和會(なごみかい)」が躍動感あふれる太鼓を披露した後、オープン式が行われました。式で本田市長は「総合力で宮守町を活性化しようとする一つの拠点がいよいよ動き出しました。これを機に遠野全体にも元気が行き渡るような発信をしていく施設にしたい」とあいさつしていました。この後、集まったおよそ300人の前で、関係者によるテープカットと地元の子どもたちによるくす玉割りが行われ、SL銀河ステーションのオープンを祝いました。また、式では、宮守児童館、宮守保育園、下郷芸能保存会による朗読やおゆうぎ、踊りなどが披露され、オープンに華をそえていました。今回、整備されたSL銀河ステーションは、宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」の世界を表現していて、釜石線の前身、岩手軽便鉄道の紹介コーナーや幻想的なミニシアターなどで訪れた人を銀河鉄道の旅へと誘います。なお、ことし6月には、宮守ゆうYOUソフト館のオープンを控えているSL銀河ステーション。今後も宮守町の観光と交流の新たな拠点として、期待が寄せられています。

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