2017年4月24日放送

遠野のもの・こころ海外交流推進委員会総会

遠野のもの・こころ海外交流推進委員会の総会が、先週金曜日(21日)あすもあ遠野で開かれました。遠野のもの・こころ海外交流推進委員会は、文化・物産・観光など海外との交流の促進を目的に去年10月に設立され、この日は、委員会の構成団体である遠野市教育文化振興財団や観光協会などからおよそ20人が出席しました。総会では、昨年度・平成28年度の事業報告と決算報告、今年度・平成29年度の事業計画および収支予算について審議され、すべて原案の通り承認されました。昨年度は、本田市長が台湾を訪問し、台湾大学および台湾のスーパーマーケット「裕毛屋」と文化交流・地方創生の協力に関する協定書を締結したほか、東北プロモーションin台湾2016に参加するなど、打って出る海外展開を中心に取り組んだということです。これらの取組みにより、昨年度、遠野市を訪れた外国人観光客は2334人、このうち台湾からは726人で、平成27年度と比べて全体では1.5倍、台湾からの観光客は5倍に増加したということです。今年度は、伊能嘉矩生誕150年記念事業として、記念特別展を遠野市立博物館で開催、8月20日(日曜日)には、あえりあ遠野で、国立台湾大学図書館と遠野市との「文化交流協定書締結式」と記念講演が予定されています。また、外国人観光客おもてなし推進事業やお土産品開発など、県や近隣市町と連携した情報発信・多言語化の推進をしながら、台湾をはじめとした海外からの観光客の受け入れ態勢の整備に取り組むということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.