2017年4月13日放送

緑のふるさと協力隊 着任あいさつ

今年度の緑のふるさと協力隊が着任し、きょう(13日・木曜日)本田市長にあいさつしました。緑のふるさと協力隊は、農山村に興味をもつ若者が、地域再生に取り組む地方自治体に一年間暮らしながら地域に密着したさまざまな活動を行います。今年度、緑のふるさと協力隊として遠野で活動するのは、兵庫県神戸市出身の北道梓さんです。北道さんは、大学を卒業後、在ジャマイカ日本国大使館やシティリゾートホテルなどで働く中、NGOのワークショップへの参加や農作業体験、心理学を勉強したことで、山間部や農山村の暮らしを知らないと実感しました。そこで、農山村の暮らしを体験することでその経験を将来国際貢献できる仕事につなげたいと、緑のふるさと協力隊に応募したということです。また、北道さんは、緑のふるさと協力隊として活動できる全国の自治体の中でも、インターネットで紹介されていた遠野の茅葺き屋根やしし踊りなどの写真がきれいだったことから興味を持ち、遠野を希望したということです。遠野で活動をしていく中で、北道さんは、自給自足の生活スキルの他昔から伝わってきた生活の知恵や伝統、人々の助け合いの精神などを学び、将来、地域に暮らす人々や社会的に困難な立場に置かれている人々が自立して生活できるように経験を生かしていきたいと話していました。本田市長は「一緒にがんばりましょう」とエールを送り、北道さんのこれからの活躍に期待していました。北道さんは、あさって(15日・土曜日)からトマトの植え付けなど農業に取り組み、来週からは、ラッパ隊の練習を始めるということです。なお、緑のふるさと協力隊の遠野市での受け入れは、北道さんが15人目となります。

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