2017年4月11日放送

100歳おめでとう!及川ヨシヱさん・佐々木ヨシヱさん

附馬牛町の女性がおととい(9日・日曜日)100歳を迎え、きのう(10日・月曜日)及川さんが通っているふれあいホーム附馬牛で百寿を祝う会が開かれました。おととい100歳を迎えた大正6年4月9日生まれの及川ヨシヱさんです。及川さんは、附馬牛町で農業を営む両親のもとに生まれ、同じ附馬牛町の清太郎さんと結婚したあと2男2女の子宝に恵まれ、現在は、次女のリツ子さんと同居しながら週に5回ふれあいホーム附馬牛に通う生活を送っています。きのうの祝う会には、家族やふれあいホーム附馬牛の利用者などが集まり、誕生日の歌を贈るなどして及川さんの100歳をお祝いしました。また、飛内副市長もお祝いに訪れ、「これからも元気で頑張ってください」と話し及川さんに市からの記念品と花束を贈りました。施設のスタッフからも花束などが贈られたあと、地元・張山しし踊り保存会による踊りが披露されました。踊ることが大好きだったという及川さん、笛や太鼓の音に合わせてリズムを口ずさんだり手を動かしたりしてとても楽しそうな表情を浮かべていました。最後に、及川さんは、ケーキのお供にコーヒーを美味しそうに飲みながら、しし踊りのリズムを口ずさんで上機嫌の様子でした。そして、もう一人、100歳を迎えた人がいます。こちらにも飛内副市長がお祝いに訪れました。きのう(10日・月曜日)で100歳の誕生日を迎えたのは、大正6年4月10日生まれの佐々木ヨシヱさんです。遠野町の自宅には、家族のほか県内外から親戚が集まってお祝いしました。お祝いに訪れていた飛内副市長は、「遠野に移住して元気な姿を見られて嬉しく思います。がんばってもっと長生きしてください」と話し、市からの記念品と花束を手渡しました。佐々木さんは、大槌町出身で農業と漁業を営む両親のもとに3男2女の長女として生まれ、その後結婚しひとり娘の睦子さんを授かりました。生まれ育った大槌町には、昭和三陸地震とチリ津波を経験したあとも住んでいましたが、東日本大震災で被災し一緒に暮らしていた睦子さんと睦子さんのご主人の3人で遠野市に移り住んでいます。食べ物の好き嫌いはなく、お酒もたまに飲むという佐々木さん、散歩をすることが日課で、大日山日枝神社を参拝したり近所の人と話をしたりするそうです。佐々木さんの100歳のお祝いは、誕生日の前日のおととい(9日・日曜日)も行われたということで、佐々木さんはたくさんの人たちやキレイな花に囲まれ、お祝いでもらった手作りの金メダルを首にかけながら、和やかな雰囲気で誕生日を過ごしていました。なお、遠野市によりますと、きょう(11日・火曜日)現在で100歳以上の人は21人、最高齢は103歳の女性ということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.