2017年4月7日放送

春の全国交通安全運動出発式 春の地域安全運動出動式

きのう(6日・木曜日)から来週15日(土曜日)までの10日間は、「春の全国交通安全運動」と「春の地域安全運動」期間です。この運動期間の開始にあわせてきのう、出動式と出発式が行われました。きのうは初めに、パトロールの出動式が遠野警察署で行われ、遠野警察署員や遠野地区少年警察ボランティア協会の会員などおよそ30人が参加しました。出動式では、遠野警察署の杉田幸雄署長が「地域一丸となって活動できることに感謝申し上げます。今後も宜しくお願いします」と訓示を述べました。遠野警察署によりますと、ことしに入ってからの市内での交通事故発生件数は197件で、1人が亡くなっているということです。続いて、遠野地区少年警察ボランティア協会の松田政雄会長が、「交通安全とともに地域の安心安全のためにことしも精一杯活動してまいります」とあいさつしました。最後に、遠野地区少年警察ボランティア協会の佐々木靖孝さんが出動申告をしたあと、赤や青の回転灯を装着した車両16台が、市民の安心安全を守るためパトロールに出動しました。遠野地区少年警察ボランティア協会は、今年度、会員25人が遠野市防犯協会連合会と連携した見回り活動やイベント警備などの活動にあたることになります。また、きのうは、「春の全国交通安全運動」と「春の地域安全運動」の開始にあわせて、出発式が行われました。きのう・6日から来週15日までの10日間行われる春の全国交通安全運動では、子どもと高齢者の交通事故防止や飲酒運転の根絶など、春の地域安全運動では、特殊詐欺の被害防止や鍵かけの励行などを重点に取り組みます。関係機関・団体が連携し、安全意識の高揚を図ることを目的に行われた出発式には、およそ130人が参加しました。出発式では市内の新入学児童を代表して遠野北小学校1年の今渕奏也君と平賀成美さんに学童帽子や文具セットなどが贈られました。続いて、遠野警察署生活安全課の市野川直樹課長が、特殊詐欺被害の状況などについて講話を行いました。これによりますと、去年1年間、市内での特殊詐欺被害発生件数は1件で、30万円の被害が出ましたが、ことしに入ってからは被害は発生していないということです。最後に、遠野市防犯隊の菊池正司隊長が決意表明をしました。なお、4月10日は「交通事故死ゼロを目指す日」となっており、運動期間中、遠野警察署をはじめ、遠野市交通対策協議会・遠野市防犯協会連合会など各団体が連携を図りながら、朝晩の児童・生徒の見守りなどに取り組むということです。

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